zshプロンプトをカスタマイズする方法と.zshrc記述
#プログラミング #CLI、Shell

created: 2025/07/27, modified: 2025/07/30

標準のサムネイル 2024-06

Mac標準シェルzshのプロンプトをカスタマイズする方法と、設定ファイル「.zshrc」の基本的な役割について解説します。カレントディレクトリと権限記号のみを表示するシンプルなプロンプト(%~ %#)の設定例、.zshrc編集手順、sourceコマンドによる即時反映

1 現在のシェルを確認する

$ echo $SHELL
/bin/zsh

現状の私の標準シェルは zsh
Macの標準シェルは、macOS Mojave (10.14) まではbash、macOS Catalina (10.15) 以降はzshに変更されました。

2 プロンプト

現状のプロンプトを確認

echo $PROMPT
%n@%m %1~ %# 
記号 意味
%n ユーザー名
%m ホスト名
%1~ カレントディレクトリ(末尾のディレクトリだけ)
%~ カレントディレクトリ(~短縮形。フルパス)
%# 権限記号(%/ユーザー, #/root)
%T 時刻

Mac ユーザー名の確認方法

ユーザー名を確認

whoami

Mac ホスト名の確認方法

ホスト名を確認

hostname

3 設定ファイル .zshrc

.zshrc は、Macなどで使われる zsh(Zシェル)のユーザーごとの設定ファイルです。
エイリアス、PATH、プロンプト、補完、キーバインド、環境変数など「対話的なシェル(ターミナルを開いたときのzsh)」の動作や見た目を設定するファイルです。例えば PROMPT=... や alias gs='git status' などを書くことで好みの環境が作れます

読み込まれるタイミング

  • zshが「対話的(インタラクティブ)なシェル」として起動されるたびに、自動で読み込まれます
  • つまり「新しいターミナルを開く」「新しくzshを起動する」とき毎回実行され、その内容が現在のzshセッションに反映されます。
  • 編集内容をすぐ生かしたいときは source ~/.zshrc とすると、手動で再読込できます

他に似た役割のファイル

ファイル名 主な役割 実行タイミング
~/.zshrc 対話的設定 対話的シェル起動時(普段のターミナル)
~/.zprofile ログイン設定 ログインシェル起動時(GUIログイン含む)
~/.zlogin ログイン時 ログインシェル起動時、zprofile直後
~/.zshenv 環境変数など すべてのzsh起動時(非対話・非ログイン含)
~/.zlogout 終了時 ログインシェル終了時

シンプルなプロンプトに変更

.zshrc を編集

vi ~/.zshrc

.zshrc に記述

PROMPT='%1~ %# '

.zshrc を読み込む。設定を変更したときだけ読み込み直しが必要。新しいターミナルを立ち上げたときは.zshrcはすでに読み込まれている

source ~/.zshrc