改正個人情報保護法(2022年4月施行)とCMP(Consent Management Platform)について

2022年4月施行される改正個人情報保護法で、利用者の権利保護が強化されたり企業の責務が追加されたり、Webサイト運用面で影響が小さくないので調べた。

企業側でもしっかり顧客情報を管理しなきゃいけない、単に漏洩しないようにするだけじゃなくて、グループ企業間やブランド単位で細分化管理は統括するのは大変だ。

CMP(Consent Management Platform)を利用してこれらの管理をすることになるようだ。Consentは同意という意味であり、利用者へ明示的に同意を確認し、そのバックグラウンドで様々なサービスと連携し処理をするサービス。

大手企業で下記のような、ページの下にクッキー利用の同意を確認するエリアが表示される。利用者がCookie制御ツール

クッキー同意の例
https://www.kobelco.co.jp/
下側のエリアがクッキー同意の例
【2022年4月施行】
個人情報保護法改正とは?改正点を解説!
(新旧対照表つき)
https://keiyaku-watch.jp/media/hourei/kojinjyouhouhogohouishohou202101
・ポイント1│本人の権利保護が強化される
・ポイント2│事業者の責務が追加される
・ポイント3│企業の特定分野を対象とする団体の認定団体制度が新設される
・ポイント4│データの利活用が促進される
・ポイント5│法令違反に対するペナルティが強化される
・ポイント6│外国の事業者に対する、報告徴収・立入検査などの罰則が追加される


CMP (コンセントマネジメントプラットフォーム)ってなあに?その3
https://bicpdata.jp/blogs/20201225_394/
CMPの主な機能
(1)サイト訪問者に対し、データ利用の同意を求めるバナーを表示させる
(2)データの利用目的別の同意・拒否を可能にする
(3)(4)データの同意ステータスを自社・外部DBに連携させる
(5)同意・拒否の状態を可視化する
(6)自社サイトのタグ・cookieをスキャンし、オプトアウトリストを自動生成する
(7)アクセス元のIPにより、同意取得のバナーを出し分ける
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