デザイン4原則
#デザイン

created: 2024/06/30, modified: 2024/07/02

デザインの4原則は、デザインを作成するための基本的なガイドラインで、近接、整列、反復、コントラストのことです。ユーザーにとって使いやすく、見た目に優れたデザインを実現することができます。
この原則はWebサイトに限ったものではなく、広く汎用的に使えます。

1. 近接(Proximity)

関連する情報を近くに配置し、視覚的にグループ化すること。情報の関連性が明確になり、ユーザーが情報を理解しやすくなります。
人は位置的に近いものを「関係があるもの」と認識する習性があるそうです。

1 近接 Proximity

2. 整列(Alignment)

デザイン内のすべての要素を一定の規則に沿って整列させること。整列により、デザインが整然とし、見た目がすっきりとした印象になります。

2 整列 Alignment

3. 反復(Repetition)

デザイン内で一貫性を保つために、同じ要素やスタイルを繰り返し使用すること。これにより、全体のデザインに統一感が生まれます。

3 反復 Repetition

4. 強弱(Contrast)

異なる要素を区別するために、色、大きさ、形などの視覚的な違いを明確すること。重要な情報が際立ち、視覚的に興味を引きます。

4 強弱 Contrast

結びに

デザインの4原則を提唱したのはRobin Williamsで、著書「The Non-Designer’s Design Book」初版: 1994年
本のタイトルの通りデザイナーではない人に向けたもので、基本的かつ応用の効く原則です。
普段から、身の回りにある書籍やチラシなどを見て、この原則を見つけるなど意識をすると習得が進みます。

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