Figmaで始めるWebデザイン
created: 2024/07/01,
modified: 2024/07/02
1. Figmaとは
Figmaは、WebデザインやUIデザインを行うための強力なツールです。クラウドベースで動作し、リアルタイムでのコラボレーションが可能なため、デザイナー同士の連携がスムーズに行えます。ブラウザ上で動作するため、OSに依存せずにどこからでもアクセスできる点が大きな特徴です。
2. アカウント作成
Figmaを使い始めるには、まずアカウントを作成する必要があります。以下の手順でアカウントを作成できます。
- Figmaの公式サイトにアクセスします。
- トップページの「Sign up」ボタンをクリックします。
- 必要な情報(名前、メールアドレス、パスワード)を入力し、「Create account」をクリックします。
- メールアドレスの確認が求められるので、登録したメールアドレスに届いた確認メールからリンクをクリックしてアカウントを有効化します。
3. 無料で使える範囲
Figmaは無料プランでも多くの機能を利用できます。無料プランでできることは以下の通りです。
- ファイルの作成と編集: 基本的なデザイン機能を全て利用可能
- プロトタイピング: インタラクティブなプロトタイプを作成可能
- リアルタイムコラボレーション: 他のユーザーと同時に編集作業が可能
- クラウド保存: プロジェクトはクラウドに保存され、自動的に同期されます
無料プランにはプロジェクト数やチームのメンバー数やページ数に制限があります。より多くの機能を利用するためには、有料プランの検討が必要です。
4. ページ、フレームの概念
Figmaではデザインを整理するために「ページ」と「フレーム」という概念が使用されます。
- ページ: 一つのFigmaファイル内に複数のページを作成でき、それぞれのページに異なるデザインを配置できます。例えば、異なるスクリーンや画面遷移をページごとに分けて管理できます。
- フレーム: フレームはデザインの要素をグループ化するためのツールで、キャンバス上に配置します。フレーム内にテキストや画像、図形などを配置することで、デザインを構成します。フレームはレスポンシブデザインに対応しており、画面サイズに応じて自動的に調整されます。
5. 矩形と文字と写真
Figmaでは、矩形、文字、写真などの基本的な要素を使用してデザインを作成します。
- 矩形(Rectangle): 矩形ツールを使用して、四角形や長方形を描画します。これらはボタンやカードの背景など、様々な用途に使用されます。矩形は、色、境界線、角の丸みなどを簡単に調整できます。
- 文字(Text): テキストツールを使用して、テキストを追加します。フォント、サイズ、色、行間などをカスタマイズでき、デザインの一部として見出しや段落を作成します。
- 写真(Image): 画像をFigmaにドラッグ&ドロップすることで、簡単にデザインに組み込むことができます。画像のサイズ変更やクロッピングも直感的に行えます。
結びに
Figmaは初心者からプロフェッショナルまで幅広く利用されているWebデザインツールです。クラウドベースの特性を活かして、リアルタイムでのコラボレーションやどこからでもアクセスできる利便性があります。無料プランでも多くの機能を活用できるため、まずはアカウントを作成して、ページやフレームの概念を理解しながら、矩形、文字、写真を使ってデザインを始めてみましょう。